自分で考え、自分で決めて行動する

3月13日(日)

まず自分ができることは何か、11日の夜からずっと悶々としていました。
11日のエントリでも書いたとおり、ウダウダしてるよりは手を動かそう体を動かそう、そう思い、12日はブックオフのセールには行かず、自宅兼仕事場の家具に楔を入れる作業に精を出しました。
一通り作業を追え、改めてこれからのことを思うと頭は痛い、痛いけれども、仕入や出品などの仕事に身が入らないのは事実。いったい自分は何がしたいのか、どうしていきたいのか。
岩手や宮城の沿岸に飛んでいって被災者のために飛び回りたい?できればそうしたっていい、けれどもそれは現実的ではない。われわれ家族も生活して行くために余裕はまったくないに等しい。
皆はどうしてる?ネットでいろいろ渡り歩き、そこに書かれてあることを拾い読んでいく。でも、書かれてあることは「これまで」のことばかりで「いままさに」や「これから」のことが書かれてある訳ではない。
うん、皆不安なんだ。
そして、勝間和代氏のブログ記事を拝見しました。

http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2011/03/post-c680.html

ここで、勝間氏は「できること」を以下の3つにまとめています。
 できること1. とにかく、各自ができることを、できる限りすること
 できること2. 正確な情報を集めること・デマを信じないこと
 できること3. 他者の非難をやめよう

非常に基本的でシンプルな内容だと思います。
そして、改めて、被災地で支援を求めている人々、人命救助や物資頒布など直接支援のために励んでいる人々のことを思いました。
そして、改めて、自分にできることとは何か、考えました。
まっさきに考えたのは、3人の子供と、妻と、妻のお腹のなかの子供の安全を、私と妻と協力して守って行くということ。これは男としての自分。親としての自分。
次に考えたのは、被災地のために、日本で生活をともにしているもの同士、できることは何か。
まずは節電・節水・節約など身近なことから。
そして、自分にとって何が大切なのか、自分のこれからの人生を前にして、今何をしておくべきか、今しかできないことはなにか。
妻と話しあい、次のことからやってみようと決めました。


■小額でもいいから寄付をすること。
 勝間氏のブログで紹介されている特定非営利活動法人経由での寄付をしました。
 一口1,000円を二口から、私と妻と二口2,000円ずつ、計4,000円。
 寄付プログラム/寄付方法 JEN - 特定非営利活動法人 ジェン


■寄付についての情報発信
 私たちが扱うことのできるメディアのすべてを使って、寄付に関する呼びかけを発信すること。
 昨日12日一日での当サイトへのユニークアクセスは325ありました。
 わずか325uuですが、そのうちの誰かがたった一人でも100万の繋がりをもつ人と繋がっているのだとしたら。
 私や妻が直接できるのはあまりに小さく非力なことではありますが、大きく強い力を動かすために僅かでもやれることをやりたいと思い、このエントリに関する一連のアクションを決めました。


少しでも早くいつもと同じ毎日がみんなの元に戻ってくるように、その毎日が戻ってくるまで自分ができることは何か、そしてその先に拡がっていく自分たちの人生を前にして、今何をしておくべきか、今しかできないことは何か、考え続けます。
考えて実行して、また発信したいと思います。


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